補聴器メーカー「フォナック」から片耳難聴(一側性難聴)の人の聞こえをサポートする
クロス補聴器「クロスP」がついに誕生しました。
ここでは フォナック新製品「クロスP」の紹介のほか、片耳難聴の人が苦手だと思う環境や
そもそもクロス補聴器とは?
についてご紹介いたしますね。
片耳難聴
片耳難聴(一側性難聴)とは片耳に聴力の低下があるけど反対側の耳は健康な聴力。
片耳難聴の人が苦手な環境
片耳難聴の人が日常生活の中で苦手と感じる環境がありますのでご紹介します。
①難聴の耳側からの聞き取り
難聴の耳側から話しかけられる場合、反対の聞こえる耳側から聞くのですけど反対の聞こえる
耳側に届く声の大きさが小さくなってしまうため気づきにくくなってしまいます。
②騒がしい環境
片耳難聴の人は、騒がしい環境での聞き取りは聞き取りにくくなってしまいます。
両耳が聞こえる健康な聴力の人であれば、騒がしい環境でも聞きたい言葉にフォーカスをあてて
聞き取ることができますけど、片耳難聴の人は騒がしい環境でフォーカスを当てて聞き取りを
すること自体が難しくなってしまいます。
③複数人との会話
話す人が増えれば増えるほど苦手な環境となります。
1対1での会話であれば身体や顔の向きを変えることによって聞き取りやすくすることが
できますけど、話す人が多くなればなるほど身体や顔の向きを変えること自体ができなくなって
しまうため苦手な環境になります。
④音の方向がわかりづらい
どこから音がしたのか音の方向がわかりづらいです。
特に視線が伴わない音の方向はわかりづらいです。
クロス補聴器は片耳難聴の人の聞こえをサポート
クロス補聴器は片耳難聴の方の聞こえをサポートします。
聞き取りが困難な耳側にクロス補聴器を装用して聞き取りができる耳側に補聴器を装用します。
クロス補聴器は聞き取りが困難な耳側の音声をキャッチして電波で聞き取りができる耳側の
補聴器に音声を届けます。
誕生「クロスP」
フォナック補聴器からクロス補聴器新製品「クロスP」が発売されました。
新製品「クロスP」の特長
①騒がしい環境でのことばの聞き取りが向上
周りの雑音を抑制して正面にいる人の言葉にフォーカスしますので
言葉をより快適に聞き取ることができます。
②歩きながらの会話をフォロー
外出中、歩きながらの会話はクロス補聴器のセンサーが360°に広げてくれますので
一緒に歩いている人の声が聞き取りやすくなります。
③スマホとつながる
Bluetooth対応のスマホとつながるのでハンズフリーで電話ができたり音楽を補聴器から
直接聴いたりアプリをダウンロードするとスマホがリモコンになり便利になります。
価格
オーデオP-13T(電池式)132,000円(税込)
オーデオP-R(充電式)144,100(税込)